
前頭側頭型認知症は、脳の前頭葉と側頭葉という部分が徐々に縮んでいく病気です。
認知症全体の5-10%程度で、稀な病気です。
50~60歳代までに発症することが多く、アルツハイマー病とは違い、初期には強い物忘れが目立たないことが特徴です。
※家族からは「性格が変わった」「わがままになった」と感じられることが多い病気です。
脳の神経細胞に異常なたんぱく質がたまり、神経が徐々に障害されていくことが原因です。
日本人では遺伝は稀です。
ご家族、ご本人に問診を行います。神経診察、神経心理検査、画像検査(頭部MRI、脳血流シンチグラフィー等)を総合して診断します。
現時点では病気を完全に治す治療法はありませんが、
前頭側頭型認知症は、うつ病やストレスと間違われることもあります。
「以前と性格が変わった」「行動が以前と明らかに違う」と感じたら、「脳神経内科」や「物忘れ外来」に相談することをおすすめします。
周囲の理解と支えが、何より大切です。気になる症状があれば、早めに医療機関へご相談ください。
この病気は「本人の性格の問題」ではありません。脳の病気です。

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